具体的に何を勉強すればよいのかわからない…
今から始めても間に合うの…?
とか考えているそこのあなた。
今からでも遅くはないのです。ぜひ参考にしてください。
私が受験生時代に1年間で偏差値を30あげた勉強法についてご紹介します。

受験に向けた意識
高校受験というものが人生で初めての受験であるという方も多いのではないでしょうか。
私も当時は初めての受験でした。学校での定期テストはそこそこ頑張っていたのですが、受験に対する意識などは全くなく、学校でのテストの偏差値が低い時で40あたりになることも少なくはありませんでした。
同じような境遇の方は多いのではないでしょうか??
受験というものは一発勝負であり、3年間過ごす高校がたった一度の試験で決まってしまうのです。
今すぐにでも意識を変え、受験生の自覚を持ってください。
一日1時間からでも大丈夫ですから、まずは勉強を始めてみることが大切なのです。
次にその具体的な勉強法について科目別にご紹介していきます。

数学の勉強法
まずは数学です。
これは取りたい点数によって方針が全く異なります。
実は高校受験だけでなく大学入試共通テストにも同じことが言えるのですが、基本的には教科書レベルの問題が解ければある程度の点数が取れます。
数学で大切なのは徹底的な基礎固めです。
教科書の例題を見て、問題を解くという一連の行為を反復してください。このとき、全く同じ問題を解くのではなく数字だけ変わっている問題や、微妙にアプローチが違う問題にもチャレンジしてみるとよいでしょう。
教科書や学校で配られる問題集レベルの問題を難なく回答することができるようになれば、70点は狙えるレベルに到達できます。
数学でもっともやってはいけないことは基礎を疎かにして難しい問題集に手を出すことです。
具体的な時期として、10月までに基礎が固まっていたら十分です。
部活動で忙しいかもしれませんが教科書レベルの問題を確実にとることを意識して必ず計画を立てて勉強してください。

理科、社会の勉強法
理科は基本的な勉強法は数学と似ていますが、決定的に異なるのは暗記があることです。
数学は無限にあるパターンの解法を知識や経験をもとに計算式を自分で組み立てて答えを導き出す学問なのですが、理科に関しては暗記が含まれます。
物理、化学、地学、生物の大きく4つの分野に分かれているのですが、特に生物はほとんど暗記なのです。
教科書にマーカーを引くのでも、同じ問題集を何度も解きなおすのでも何でもよいので、ひたすら反復、とにかく反復し、暗記を完璧にすることを意識してください。
暗記が完璧になったらその分野の計算問題にチャレンジするので良いです。
社会についてですが、こちらは完全に暗記科目です。
年号から出来事、時代の移り変わり、法律、地名などすべて暗記です。
つまり、勉強量の差が顕著に出やすいということです。
社会に関しては、参考書の購入を強くお勧めします。
教科書はほぼすべての暗記事項を網羅していますが、これをすべて暗記するというのは不可能に近いでしょう。
何か参考書、問題集を一冊購入し、何度も反復してください。
理科、社会に関しては暗記分野の反復が全てです。
すればするほど点数は上がりますし、サボれば自ずと点数はさがっていくでしょう。

英語、国語の勉強法
この二科目はかなり勉強法が似ています。
どちらの科目もまずは単語、漢字を勉強しましょう。
英語の場合は次に文法を。
文法問題については学校の問題集では補いきれない範囲がありますので、問題集の購入をお勧めします。
国語は学校配布のもので大丈夫です。
長文読解についてはひたすら数をこなしていくしかないです。
というのも、本番で見たことのある文章が出題されるということは極めて低いでしょう。
ある程度の解き方を学んだうえでひたすら数をこなすことが大切になってくるでしょう。

最後に
個人的に勉強の比率として
数学→理科→社会→英語→国語
のような順番で勉強を進めていくことが大切です。
また自分の志望校の合格点を調べ、自分の得意な科目、苦手な科目を把握し、得点プランを考えたうえでの勉強をおすすめします。
受験はやみくもに勉強しても意味はありませんがやらないよりとにかく挑戦することが大事です。
皆さんの合格をお祈りします。
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